• 心技体の心に焦点を合わせたソフトテニス論を読んで、ステップアップしよう!!!!

     

     相手の前衛がボレーしようとしたがフレームに当たってチップした時、相手や応援している人達が「おしい」と声をかける事があるけど、本当におしいのでしょうか?
     まぁ~、簡単なボールをミスった時はドンマイという意味でおしいという言い方はいいのかもしれない。しかし後衛がしっかり打ったボールを取ろうとしてチップした場合はどうなのだろうか?
     チップするという事はフレームに当たっているので、ラケットの中心から20~30cmぐらいずれている事になる。技術が未熟でそうなるケースもあるかもしれない。しかし実はそうではないらしい。
     これはチップを狙って打っているのである。つまり相手の前衛のポジションと自分が打つボールから計算してここに打てば例え前衛が触れてもチップする、というコースを狙って打つのである。
     このような技術を習得するのは大変だし、能力的に無理な人もいると思う。しかし試合中にチップされても、「あぶなかった」と思わずに例えそれが偶然チップだったとしても「(チップを)狙いどおり」と思う事は可能だろう。自分で思う事、思い込む事はできるはずである。
     こんなふうに思い込めるようになれば、試合中の気持ちがだいぶ違ってくる。「あぶなかった。危うく相手のポイントになるところだった。今度は気を付けよう。」と思うと、次のプレーから力が入ったり、必要以上に前衛を意識してミスにつながったりする。
     でも、「(チップを)狙ったとおり、こっちのポイントになった。」と思えるようになれば、相手の前衛を必要以上に意識する必要もなければ、自分のコントロールやボールの威力が相手の技術より勝っていると思えてくる。
     チップした時に相手や応援している人が「おしい」と言ったら、「何を言っているの。こっちはチップを狙って打ってんだよ。」と心の中で思ってみよう。でもだからと言って相手の前衛の動きとしてはこちらの打つ方向に対して合っているのだから、たまたまチップになったのか、それともその程度のプレーヤーなのかぐらいは、意識しないといけないと思う。
     相反する事を意識しないといけないので、ちょっと微妙ではあるが、要は自分の都合のいい方に試合中は考えようという事である。

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