ペア決めは練習の章に書いた方がいいかもしれないが、ここでは団体戦におけるペア決めについて書いてみたい。
前衛と後衛の特徴や性格などが合う、合わないという事でペアを決めたりするケースもあるだろうが、私は一つだけしてはいけない決め方があると思っている。
それは、チームとしての戦力を均一にするため、強い前衛(例えばNo.1)と弱い後衛(例えばNo.4)を組ませるというような感じで、チーム内のNo.1とNo.1が組まないようなペアは止めた方がいいと思っている。
ただし必ずしも常にNo.1同士が組めばいいとは思わない。それは特徴や性格などがあるからだが、少なくともNo.1とNo.2ぐらいが組むような感じにしないといけないと思う。
そうすると5チームの団体戦なら5チーム目が弱くなってしまう、という事もあるだろうが、団体戦においては、エースがどのペアであるかをしっかり意識できるようにしておく必要があると思っている。
そしてエースは強いだけでは不十分だと思っている。たとえ負けても次のペア、チームの活気を失わせない、そのようなテニスができなければいけないと思っている。
その辺は次の「エースはエースにぶつけろ」に書いてみたい。