• 心技体の心に焦点を合わせたソフトテニス論を読んで、ステップアップしよう!!!!

     試合で普段どおりの実力を出せるかどうか。なかなか出せないのが試合だと思う。なぜ練習ではできるのに試合になるとできなくなるのか。やはり気持ちの問題だと思う。
     いろいろと要因があると思う。場面場面で違うとも思う。しかし私が父から聞いた話の中で、ここまで考え方が違うのか、強い人の考え方はこうも違うのかと思った事がある。案外、このような考え方が試合で普段どおりの自分のテニスをするコツなのかもしれないと思っている。
     練習ではできるが試合でできないというのは、自分がミスして負けてしまう時だと思う。練習ではできているのだから技術は持っていると思う。その技術を普段どおりに発揮できない、確率が落ちてしまうという事だと思う。それはミスをしている時に感じていると思う。
     なぜ、ミスをするのだろうか。練習の時はできていたのに。それは打つ前または打つ時に何か余計な事を考えていないだろう。例えば、ミスが続いたりするとまたミスをするのではないかとか、相手の動き(私の場合後衛なので相手の前衛になる)が目に入り、悪い方に意識しすぎていたりしないだろうか(私の場合、前衛にボレーされるのではないかなど)。
     また相手が自分よりも実力が上のようだと感じたりしたら、相手が打つ時にどこへ攻められるのか、自分が打つボールは厳しいコースへ打たないといけないなどなど、思ってたりしていないだろうか。
     私の場合、このように悪い方悪い方に考えてしまい、またミスするのではないかとか、相手がボールを打つ時にどこへ攻められるかとか、相手の前衛がどう動くのかとかを意識してしまい、結局自分が打つ時にミスをして、相手のポイントになっているケースが多々ある。
     しかし私の父の考え方は、ちょっと違っていた。相手がボールを打った時に思う事は、相手がボールを打ってしまった後は、そのボールを相手プレーヤーがどうする事もできず、来たボールをこちらが好きなように打って相手を攻める事ができる、と考えていたそうだ。
     相手がどうする事もできないボールを自分がどう攻めるか考えていたので、当然相手に攻められるなどと感じておらず、また自分がミスするとか前衛にボレーされるなどという事を全く考えた事がなく、このコースに打って攻めるとか、前衛がボレーにくればサイドを抜きましょう、という感じだったようだ。(実際にサイドを抜くかどうかは別である。父からは安易にサイドを抜くべからずと教えられた)
     このように考える事ができるのは、技術があったからかもしれない。そうすると普段の練習が物を言うのかもしれない。しかし普段以上の事を試合でやろうというのではなく、練習どおりの実力を発揮しようと思えば、練習ではできている事を試合でやろうとする限り、普段できているのだからこれぐらいの自信を持っていいのではないだろうか。
     かなり自分勝手な発想と言えばそうなのだが、それぐらいの事を試合中に思えるようにならないといけないのかもしれない。俗に言う心臓に毛が生えているとは、こういう事なのかもしれない。

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