• 心技体の心に焦点を合わせたソフトテニス論を読んで、ステップアップしよう!!!!

     ボレーについて書いてみる。
     私は後衛出身なので、遊びでしか前衛をした事がない。だから詳しい事はわからないが父に教わった事で遊びの中でも確かにそうだと思えた事があるので、ここではそれを紹介しよう。
     ボレーは振る(スイング)のではなく押し出すような感じでボレーするのだが、ボレーをミスする時は大抵ラケットのヘッドが出てくるのが遅れて外側にボールが弾かれるような感じでアウトしてしまう。ボレーは振るものではないと言ってしまったが、わかり易く言うと振り遅れているといった感じである。
     これを修正するにはどうするか。振り遅れているんだから振り遅れなければいい。と思うところに落とし穴がある。ボレーは振るものではない。振ると安定性にかける。しかしミスをする時は振り遅れた感じになる。だから振り遅れないようにと意識するとボレーの時に振ってしまう。つまりスイングしてしまい、安定性に欠け、悪循環に陥ってしまう。
     ではどうするか? 振るのではなく、こう意識して欲しい。フォアハンドのボレーの時はボレーのインパクトの瞬間に小指を「きゅっ」と握ると意識する。バックボレーは親指を「きゅっ」と握る感じである。そう意識して、実際にフォアボレーの時は小指、バックボレーの時は親指を強めに握ってみてほしい。「きゅっ」と強く握るとラケットのヘッドが前に出てくる。これでヘッドが遅れる事は解消される。しかも小指や親指を握る事を意識するのでボレーがスイングになる事もなくなる。しかもインパクトの瞬間にヘッドがでるようにラケットを握るのでボレーも力強いボレーになる。
     ちょっとした事だが、意外と有効だと思うので、ぜひ試してみてほしい。

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